自歩人の生活 LIFE OF JIPPOJIN

竹内海南江さん(レポーター/タレント)

今日も元気に、楽しく生きよう!

“太陽のような”という形容詞が、ピッタリあてはまる女性―。
それが、竹内海南江さんの第一印象。その場の雰囲気が、まるで太陽に照らされたようにパッと明るくなり、こちらまで自然と笑顔になってしまう。
『世界ふしぎ発見!』(TBS系)のメインレポーターとして、はや20年。その元気ハツラツとしたレポートぶりは、今やすっかり、お茶の間でもおなじみだ。現在までに、訪れた国は97カ国にのぼり、1年の半分は海外で過ごすという生活を続けている。
そんな“旅の達人”竹内海南江さんに、海外と日本を行き来するなかで気づいた「人生の楽しみ方」や、オフの日の過ごし方などを語っていただいた。

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大切なのは、与えられた環境のなかで最大限に楽しむこと

『世界ふしぎ発見!』のレポートを通じて訪れた国は、現在までで97カ国になりました。
今でも、月に1度くらいのペースで海外に出かけています。1回の滞在期間は、だいたい2週間ですが、長期の場合は1ヶ月におよぶこともありますね。
かなり過酷な環境でのロケもありますが、おかげさまで、今まで旅先で大きな病気をしたり、ケガをしたりといったことはありません。もちろん、ホームシックにかかったこともありませんよ。(笑)
私って、どんな環境にも、すぐに順応できるタイプなんです。
「こうじゃなくちゃダメ」といった執着がないので、「与えられた環境のなかで、いかに生活を楽しもうか」と、あれこれ工夫するのが大好きなんです。

たとえば、“ホテル”もそのひとつ。
1年の半分を海外で過ごす私にとって、ホテルは“第二の家”。当然、行く先々によって宿泊場所が変わりますから、「昨日は豪華で広かったけれど、今日は狭い…」ってこともよくあります。(笑)
だけど、日々気持ちを切り替えているので、そんな落差もまったく気になりません。逆に、その変化を楽しんでしまいます。狭いホテルなら、荷物の配置方法を工夫してみたり、ベッドの上にたくさん枕を並べて、“くつろぎの空間”を演出してみたり…。(笑)

私は基本的に、雨風をしのぐことのできる屋根があって、ホッと安心できる居場所があれば、そこが“我が家”だと思っていますから。
きっと、いろんな工夫をして、自分なりの快適空間をつくっていくのが好きなんでしょうね。そうすると、また新たな発見もありますから、ますます楽しく過ごせるようになるんですよ。

シンプルな幸せに気づいたら、余分なものがどんどん削ぎ落とされた

仕事柄、今までたくさんの国を見てきましたが、それによって自分自身が大きく変化したということはありません。
海外での体験を通して、自分に「何かがプラスされた」というより、むしろ、自分自身の余分なものが、どんどん削ぎ落とされた、って感じかな。かなりシンプルになってきたと思います。
どうして削ぎ落とされていくのかって…?それはきっと、生きていく上で必要ないものだからですよ。過酷な自然環境の国を訪れると、「人間の体って “生もの”なんだな〜」って、ひしひしと感じるんです。自分たちが思っている以上に、人間の体は環境の変化に敏感だし、とってもデリケート。そう実感したときから、「健康で、毎日をにこやかに生きていられれば、それでいいんだ」と思うようになったんです。

高級な車に乗りたいとか、オシャレな洋服を着たいとか、人間の欲望はつきないけれど、すべては“健康”という前提があってこそ―。
だって、毎日を笑顔で生きられないような状況だったら、どんなに良い暮らしをしていても、幸せとは言えないでしょう。だから私は、『今日も元気で楽しく生きる』という、人間としてもっともシンプルな幸せを大切にしたいと思っているんです。そう考えると、心のなかの余分なものは、どんどん削ぎ落とされていきます。いまだに、私自身の“シンプル化”は進んでいると思いますよ。(笑)

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