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今月のテーマ Vol.003 きらめく美酒 スパークリングワインを楽しむ

2008年03月

華やかさと繊細さを備えたスパークリングワイン。ここ数年、世界的にもビールやワインの消費量を抑えるほどスパークリングワインが人気を集めています。今、日常にも定着しつつあるスパークリングワインの魅力とその世界を、フランス・イタリア料理、またチーズとワインの研究家である宮内祥子さんにおうかがいしました。

第1章

スパークリングワインその歴史

INDEX

第1章 スパークリングワインその歴史

第2章 ヨーロッパの食文化とスパークリングワイン

第3章 スパークリングワインで、華やかな日常のオフを

第4章 グラスを楽しむ

第5章 美味しく味わうコツ

シャンパンから始まったスパークリングワイン

スパークリングワインの起源は、17世紀半ば、フランス・シャンパーニュ地方のベネディクト派僧院の酒庫係僧侶、ドン・ペリニョン氏が発酵の完了していないワインにコルク栓をして放置しておいたところ、瓶の中で再発酵して偶然できたものであると言われています。これが現在のシャンパンの原型で、シャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインを「シャンパン」、シャンパーニュ地方以外で作られるスパークリングワインを「ヴァン・ムスー(ワインの泡の意)」、フランス語圏以外では大きなくくりで「スパークリングワイン」とカテゴライズされるようになり、いまでは、アメリカやオーストラリアや南アフリカといったヨーロッパ以外の国々でも、質の高いスパークリングワインが作られています。

日本人とスパークリングワイン

日本にスパークリングワインが登場するのは、明治時代。鹿鳴館の舞踏会で振る舞われたのが最初とされ、現在、海外の国賓が訪日した際に催される宮中晩餐会でも、日本酒、ワインとともに、必ずシャンパンが用意されています。
また、結婚披露宴に初めてスパークリングワインを用意したのは帝国ホテルです。スパークリングワインに「特別な時の飲み物」「パーティーでの飲み物」といったイメージが定着したのは、それまで自宅で行っていた結婚披露宴を戦後になってホテルで行うようになっていったことがその理由のひとつのようです。

こうした「特別な飲み物」というイメージが強かったスパークリングワインですが、ここ数年、「リッチな気分を楽しめる」「セレブ感覚を楽しむ」というお酒として、女性を中心に人気を集めています。また、世界各国のスパークリングワインが手頃な価格で手に入りやすくなったことも、さらにその人気を拡大させているようです。
このような背景から、プライベートなひと時をちょっと華やかにし、またゆったりと時間を過ごすためにスパークリングワインを日常的に楽しむというスタイルが、日本でも定着しつつあります。

第2章 ヨーロッパの食文化とスパークリングワイン

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