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暮らしの特集 Vol.29 毎日パン気分 つくる楽しみ、食べるしあわせ

 
しあわせ広がる手作りパンアレンジパンに挑戦もっとパンが好きになる

しあわせ広がる手作りパン Happy homemade bread

日々の生活に欠かせないパンだから、よりおいしく楽しみたい。
		それなら思いきって、自宅でパン作りに挑戦しませんか? 誰でも簡単に始められる手順&ノウハウを教えてくれたのは、手作りパン教室・魔法のパン工房を主宰する森直子さん。
		パンが焼ける甘い香りは、子どもも大人も幸せな気分にしてくれます。

手作りパンの魅力

バターやジャムをつけるもよし、具を挟んでサンドにするもよし。軽めのおやつからしっかりした食事まで、いろんなシーンや気分に応じて味わえるのがパンの魅力です。 そんなパンを自分で作れば楽しみも2倍。ふんわりと柔らかい、一番おいしいタイミングでパンを堪能できるのは、手作りだからこそ。気になる添加物の心配もいらないうえ、慣れてくれば自分好みの味に仕上げることもできます。 キッチンから漂う芳ばしい小麦の香りを、家族も楽しみにしてくれるのではないでしょうか。

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知っておきたい「酵母」のこと

パン作りに欠かせない材料のひとつ「酵母」は菌の一種。小麦粉のなかで糖を栄養分として、炭酸ガスやアルコールなどを作ります。これがいわゆる“発酵”と呼ばれるもの。「酵母」が出す炭酸ガスによりパンはふっくらとし、アルコールなどの香りがパンの風味の素となるのです。
おいしいパンができるのも、この菌の働きがあってこそ。そのため「酵母」が活発に動くよう適度な温度管理をするのが、パン作りのカギになります。

発酵に関わる様々な菌のなかからパン作りに適したものを集め、純粋培養して作られたものが「イースト菌」です。そのため安定した発酵効果が得やすく、パンの出来にバラつきが少ないのが特徴で、安定したパンの供給を可能にしています。
スーパーで簡単に購入でき、粉に混ぜるだけの予備発酵不要のタイプもあるため、家庭でのパン作りに多く使われています。

穀物や野菜に付着している不特定多数のイースト菌や細菌を採取し、自然に培養したのが「天然酵母」です。自然菌を利用しているため発酵の安定性が弱く、菌が弱まると活性化させる手間が必要になるなど管理が必要。
しかし、パンに独特の香ばしさや風味を与えることから、多くの「天然酵母」ファンがいるのも事実です。

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パンの基本的な作り方

パンを作る、と聞いて「なんだか難しそう」という印象を受ける方もいるかもしれません。しかし、パン作りの基本的な材料の多くは、小麦粉や塩、バターなど家庭にあるものばかりですし、酵母も市販のものが手軽に手に入るようになりました。
今回、作り方をご紹介するのはシンプルなプチパン。基本の生地を使うため、一度作り方に慣れてしまえばいろんなパンに応用できます。家庭にあるオーブンレンジを使えば、焼き上がりまではあっという間です。

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How to make

材料(5個分)
パネトーネマザー酵母とは?
イタリア北部のコモ湖周辺に生息し、500年以上も伝統的なパン作りに使われてきた自然酵母を改良したものが「パネトーネマザー酵母」。ソフトでふっくら、風味のいいパンが焼けることから森先生も愛用しています。百貨店などの食品売り場や製菓材料専門店で購入可能です。

作り方 How to make

イメージ はじめに溶かす バター
Step1 材料を混ぜる

スキムミルクと砂糖を合わせる(A)。次に別容器を用意し、強力粉に塩と酵母を入れる(塩が酵母の働きを抑制するため、直接触れ合わないように)。カードでさっくりと混ぜたら、中央に穴をあけAを入れる。

Step2 水を入れる

Aの上に水を少々入れ、軽く溶かす。Aが溶けてきたら全体に水をかけ、カードを使ってよく混ぜる。水分がなじみ、粉が飛び散らなくなってきたら台の上に出す。

Step3 こねる

手に軽くバターを塗ったら、台に生地を擦りつけるように両手を前後に動かして(摩擦が起こるのを意識)2分間こねる。粘り気が出てきたら残りのバターを加え、同様に5分間こねる。

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Step4 一次発酵

表面がつるっとするように丸めた生地を閉じ目を下に向けてカードに乗せ、ボウルに入れてラップをかける。室温35度・30分を目安に、暖かい窓辺に置いたり、温度と湿度を保たせるため、お湯を入れたコップと一緒にビニール袋に入れるなどして発酵を促す。

Step5 わける

人差し指に強力粉をつけ、第二関節まで生地に差し込み、すっと引き抜く。くぼみがそのまま残れば一次発酵が完了。生地の左右にスケッパーで切れ目を入れて細長い形にし、量りを使って5等分にわける。

Step6 丸める

分割した生地を端から内側に巻き込むように丸める。きれいな面を下に向け、粗い面を内側に隠すよう二つ折りに。生地の端を両手ですくうようにふんわり優しく丸め、生地の下にラップを敷き、ボウルを被せて15分置く。

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Step5 成形

生地を出し、手のひらで押すようにしてガス抜きをする。もう一度生地を丸くまとめなおして形を整える。

Step8 二次発酵

クッキングシートを敷いた天板に、一定の間隔をあけて生地を乗せ、大きめのビニール袋にふんわり入れる。室温35度・湿度60%を目安に30分ほど置き、二次発酵を促す。生地がゆるみ、ふっくらとしてくれば二次発酵が完了。
※室温により時間を調整

Step9 焼く

180度のガスオーブンで12分焼く。電気オーブンの場合は余熱の段階で30〜40度高めに温め、パンを入れて焼く時に約20度温度を下げるのがポイント。焼き色を見ながら調整する。扉の開け閉めで熱が逃げるので注意。

ワンポイント!焼く前のひと手間でかわいい仕上がりに!
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完成!

ふっくらと焼き上がったプチパンの完成です。蒸気が程よく抜け、粗熱がとれた頃が一番の食べ時!生地のもちもち感もたまりません。いろんな食べ方ができる卓上パンとして楽しめそう!

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焼く直前のこんなアレンジを。フォークをパンの上に置き、上から強力粉を振りかけます。フォークを外すと、可愛い柄がパンの上に! 簡単なひと手間で楽しさもアップ!
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お手軽派におススメ!

「オーブンを使いこなせるか、ちょっと心配」「ゆっくりパンを焼いてみたいけど、あんまり時間がない…」そんな方のために、森先生がもっと手軽なパンの作り方を教えてくれました。コンロとフライパンがあれば焼けるパンや、発酵が要らない蒸しパンなど、忙しい毎日にも嬉しいお手軽レシピをご紹介します。

フライパンでパンを焼く!

フライパンで焼いたパンは、オーブンのものよりもちもち感が強くなるのが特徴です。両面しっかりと焼くため、こんがり焦げ目がつくのも個性のひとつ。覚えておけば、家庭ではもちろん、アウトドアでも重宝しそうです。

イメージ 材料
作り方 How to make
1

パンの基本的な作り方と同じ方法で生地を作り、1から8までの工程を終える。

2

フライパンにクッキングペーパーを敷く。閉じた目を下にしたパン生地を並べて蓋をし、弱火でじっくりと焼く。

3

見ためにある程度膨らんできたら、木べらなどを利用し裏返す。反対側も同様に焼く。

4

木べらなどでパンを持ち上げ軽く感じたら、両面に焼き色がついたのを目安に、パンを取り出す。

5

粗熱を取ると同時に水分を飛ばし、冷めたら出来上がり。

発酵いらずの蒸しパン!

生地を発酵させる必要がないうえ、蒸し器ひとつで完成する蒸しパンは究極のお手軽パン。メープルやココアなど、味のアレンジも簡単にできるので、デイリーな手作りおやつにもぴったりです。

イメージ 材料(ミニカップ各6個分)
作り方 How to make

薄力粉、ベーキングパウダー(ココア味の場合はココアも)を合わせてふるいにかける。さらに三温糖(または上白糖)をふるう。

2

メープル味はメープルシロップと牛乳を、ココア味は牛乳と溶かしたバターを加え、泡だて器で混ぜ合わせて生地を作る。

3

カップに入れ、蒸気を出した蒸し器で10分蒸せば完成。

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もっと簡単! ホームベーカリーでパン作り

混ぜて、こねて、焼き上げるまで、スイッチひとつでパン作りをこなしてくれる万能アイテム“ホームベーカリー”。夜寝る前にタイマーをかければ、焼きたてパンで朝食を楽しむこともできます。さらに、こねや発酵など独立機能が付いているものであれば、一次発酵後に生地を取り出して、自分好みの形や具入りパンを作ることも!ここでは、パン作りをもっと気軽に始めたいという方のために、ホームベーカリーで簡単に作れるパンレシピをご紹介します。

レーズンパン

シンプルな食パンも、ちょっとした食材をプラスするだけで、見た目も味わいも華やかに。中でも甘酸っぱい風味とジューシーな食感が魅力のレーズン入り食パンは、定番のメニューです。

イメージ 材料(一斤分)
作り方 How to make
1

パンケースに材料をセットする。

POINT

パネトーネマザー酵母は、イースト専用のケースではなく他の粉類とともにパンケースに入れ、一度かき混ぜてから水とバターを加えます。(バターは、スイッチを入れて生地が一つにまとまってから加えると、さらにふんわりとした食パンに)

2

レーズンは3%の塩水で柔らかく戻し、キッチンペーパーで水気を切ってから指定の場所に入れる。

POINT

レーズンは塩水で戻すことでふっくらと焼き上がります。また、アラームが鳴ってからレーズンを投入する機種もありますので、入れるタイミングはお使いのホームベーカリーに準じてください。

3

スイッチを押してスタート。

4

焼き上がったらすぐにパンケースから取り出し、粗熱をとる。

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しあわせ広がる手作りパン

アレンジパンに挑戦

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