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暮らしの特集 Vol.030 節電の手引き 2011年の夏を乗り切る

 
夏の節電に向けて家族で協力してピーク時に節電!そのほかの節電テクニック

夏の節電に向けて

情報に翻弄されず、効果的な節電に取り組むために
		大切なのは、現状の問題点を把握すること。今年の夏の電力事情と効果的な節電方法についてウェブサイト「緊急節電」の代表責任者である東京大学・准教授の岩船由美子工学博士が教えてくれました。

2011年 夏の電力事情

震災後、電力の供給回復を目指す努力は急ピッチで進んでいます。しかし、被災した東北地方をはじめ、福島県の原子力発電所事故をうけた関東圏への供給が十分ではないのが現状。現在は、東京から東北へと電力を融通して東北地方の復興を支える計画が進んでいます。

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例年どおりの電力需要があったとすると、東京電力管内で使われる夏の電力は6000万kW、東北電力管内で1480万kW。一方で、現在の供給見通しは関東で5380万kW、東北で1370万kW(※1)。つまり今年の夏は関東で-10.3%、東北で-7.4%の電力消費を抑えないと、深刻な電力不足に陥る可能性があるのです。そのため資源エネルギー庁は(※2)、万が一の余裕を含めた-15%の節電を企業や家庭に呼びかけています。

※1.2011年5月13日に経済産業省より発表
※2.エネルギーの安定供給政策や省エネルギー・新エネルギー政策を管轄する経済産業省の外局

東京・東北電力管内の最大需要と供給可能量

停電の問題

電力不足に陥いると、再び計画停電を実施する可能性が濃厚です。停電は、工場の生産計画が立たずに資材や商品の供給が不足したり、企業の売上げが下がって社員の生活にも影響が出たりと、日本の社会全体に大きな影響を与えます。
また、交通機関の麻痺や、マンションのエレベーターや給水ポンプが止まるなど、対象地域では直接的な影響が。信号機の停止や病院での停電は、生死にかかわる危険を招く可能性もあります。

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節電の心がけ

目標節電 9:00〜20:00に一家庭あたり15%の節電を!

停電を避け、安心して日常生活を送るために最も効果的な対処法が節電です。現在、政府は全電力消費の1/3を占める大手企業などに対して15%の節電を依頼していますが、それでもまだ300万kW以上の電力が足りません。あとは中小企業や家庭の節電に頼らなければいけないのが現状です。
夏の電力消費は冷房の需要が増える7〜9月の平日、なかでも9時〜20時の消費が非常に大きくなるのが特徴で、さらに1日のなかで見ると暑さが強くなる14時頃にピークを迎えます。この時期に、それぞれの家庭で日中15%の節 電を心がけることが、停電回避の大きな助けになるのです。電力への意識が高まり、

夏期の1日の電力需要(最大需要発生日)

生活スタイルの変化を求められ始めた今、日本全体であらためて節電を考えるよい機会なのかもしれません。

家電の節電を考える

家庭で消費する電力のほとんどが、家電製品によるものです。資源エネルギー庁の統計によると、エアコン・冷蔵庫・照明器具・テレビの合計電力が家庭で消費する電力の60%以上に。ピーク時である夏場の14時頃、在宅家庭の消費する電力は平均で約1200W。そのうちの53%と半分以上を占めているのがエアコンの電力です。また、たとえ外出していても、待機電力だけで平均約340Wを消費。節電には家電を使う時間や設定、不要な電力などの見直しが欠かせないのです。

家電製品別の消費電力量の比較

リアルタイムで電力量を確認

いまどのくらいの電力が使われているのか、リアルタイムで確認する方法もあります。たとえばパソコンからアクセスできるYahoo! の「電気予報」は、時間帯による電力の使用率を分かりやすくグラフで表示。スマートフォン専用のアプリもあるので、どこからでも気軽に電力チェックができます。また、携帯電話からのアクセスはウェザーニューズの「デンキ予報」が便利。これらのサービスを利用すれば、電力状況に合わせてピンポイントに節電!ということも可能になります。

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