ライオンズのこだわり Vol.016

災害に強い、永く安心して暮らせる住まいを目指して

住まいにおける安心・安全・防災への関心は、以前にも増して高まっています。建物の耐久性や、非常時のライフラインの確保、備蓄品の充実などは、マンション選びの際にも大切な条件の一つではないでしょうか。大京では、東日本大震災の経験から、非常時への対策にいっそうの改善と拡充を図り、様々な取り組みを行っています。被災地の生の声を取りいれて実現した具体策や、今後の展開などについて、マンション開発に携わる商品企画部の川合幸晴氏、建築企画室の中山雄生氏と小田島隆行氏にお話を伺いました。

大京が考える安全と安心

ライオンズマンションのクオリティを支えるピラミッド大京の住まいのクオリティは、「耐久性」「安全性」「継続性」「快適性」の4つの要素から生み出されます。1968年にライオンズマンション第一号を発売して以来、住まう人すべてが日々の暮らしの中に安心を感じられるよう、“確かな品質”のマンションづくりに努めてきました。

「大京では、設計や施工に独自の基準を数多く設けており、品質管理室という部署を置いて、専門スタッフによる施工管理を行っています。加えて、国土交通大臣に登録した第三者評価機関が全国共通ルールに基づいて性能を評価し発行する「住宅性能評価書」も取得。この徹底した管理システムが私たちのこだわりです」(中山氏)
「実は、東日本大震災の際、現地に200数十棟あったライオンズマンションは、主要構造部分には大きな被害が出なかったんです。このことで、私たち自身も大京の強い建物づくりの基本を再認識しました。しかし、一方では、電気などのライフラインや備蓄品に関し、改善・拡充すべき課題も見えてきました」(小田島氏)

自家発電設備の導入でライフラインを確保

東日本大震災を受け、まず着手したのが、停電時に対応する電力の設備です。
「停電になると、エレベーターが止まって高層階に住む方が行き来できないという問題が生じます。小さなお子様がいらっしゃるご家庭やご高齢の方には、大きなご負担となるでしょう。また、マンションの給水ポンプは電気で動いているため、停電になれば、各ご家庭の水道が使えなくなる事態になります。こうしたライフラインの確保は非常時の最優先事項です。そこで、2011年10月着工以降の中規模以上のマンション(10階以上・50戸以上)に、自家発電設備を順次導入することにしました」(川合氏)。
この自家発電設備は、不慮の停電時に自動でエレベーターにつながり、約10時間以上の稼働を可能にします。さらに、手動切り替えで、給水ポンプや機械式駐車場などにも電力が供給できます。

停電時に稼働させる自家発電装置の導入

液状化対策にもより厳しい基準を設けて

従来以上に厳しい基準に沿った「液状化対策マニュアル」も策定しました。 「特に慎重に見直したのは、電気室などのライフラインに関わる設備です。例えば、液状化の発生で水没しないよう、電気室の床を50cm高くしました」(川合氏)

また、非常時には迅速な対応と、一刻も早い復旧も大切になります。そこで、“より強く”から“より復旧しやすく”へと発想を転換したものもあります。
「その一例は、外周の塀です。塀やフェンスは建物に比べて倒壊しやすいのですが、だからといって強固につくりすぎると、倒れた時の衝撃や被害が拡大します。そこで、逆に簡易的な基礎にして復旧もしやすい設計へと、発想を転換しました」(中山氏)

液状化対策レベルの策定

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